※注意※
ここから先は私のドール達の物語が始まります。
ドールがお話しすることやドールに設定があることに嫌悪感を持たれる方は見るのをお控え下さい。

大丈夫な方は続きからどうぞ。

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七年の眠りにつく王子様






**********





古より精霊に満ち溢れた王国にはかつて双子の王子様とお姫様が住んでいました

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まるでお人形さんのように可愛らしく、とても強い魔力を持っていたお姫様と

王家に生まれながら、魔力を一切持たない事に苦悩しながらも、立派に王族として国の人々を想った王子様







しかし、禁じられた魔法を使う悪い魔法使い達の襲撃により、

お姫様は一人安全な場所へ逃がされたまま、現在も行方不明

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そして、王子様は国を守るため禁じられた魔法と戦い、その時受けた呪いで身体が縮み、

禁じられた魔法を封印した代償として、時が止まり、深い眠りについてしまいました







眠りについてしまった王子様を目覚めさせようと、国中の魔法使い達が必死に調べましたが・・・

禁じられた魔法の呪いを解くことはできませんでした

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しかし、人々は信じていました

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いつの日かお姫様は無事に帰ってくると

そして、王子様はいつか必ず目覚めてくれると・・・・・・







僕は永い永い夢を見ていました・・・

僕が見ているこの夢が本当の事なのか・・・ただの夢なのか・・・

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過去の事なのか、現在の事なのか、未来の事なのか・・・

頭がぼんやりして、よくわかりません







ただ一つだけわかる事・・・

僕の身体は凍りついたように冷たく動かない

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僕の時は止まってしまっている・・・

これが呪いの代償・・・







それでも僕は、国のみんなを守りたかった・・・

たとえこうなるとわかったとしても、僕は国のみんなを守りたかった

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だから、僕は後悔なんてしていない

国が平和になって本当によかった・・・みんなが無事で本当によかった・・・





ただ・・・気がかりなのは未だ行方不明の僕の妹の事・・・

そして、弱虫だった僕に勇気を与えてくれたあの女の子の事・・・





妹は今どこで何をしているんだろう?無事なんだろうか?どうして帰ってきてくれないのか?

それほどにまで遠くへ行ってしまったのだろうか・・・?

迷子になっているなら、迎えに行ってあげたい・・・

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かつて魔力がない事に悲観し、泣いていたばかりの僕に勇気を与えてくれたあの女の子・・・

あの子はあの禁じられた魔法との戦いに巻き込まれていないだろうか?

今も笑顔で暮らしているだろうか?

できることならもう一度会ってお礼をちゃんと言いたい・・・





でも・・・僕の身体は凍りついたまま動かない・・・







・・・・・・・・・・・・?・・・・・・・・・・・・

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・・・・・・・・・体が温かい・・・・・・・・・






何年ぶりに感じただろうか・・・この全身を駆け巡るぬくもりの感覚を・・・

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そして、この気配・・・とても懐かしい・・・







声が聞こえた・・・あの子の声だ・・・

僕を呼んでいる・・・?

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暗い暗い眠りの闇に光がさした

まぶしい

でも、とてもあたたかい

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あの子の笑顔が見える・・・







僕は光の方へと手を伸ばした

するとあの子が手を差し伸べてくれた

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まさか、この時が・・・来るとは思っていなかった・・・

呪いから目覚める時なんて・・・







あの子に手を引かれ、僕は目覚める

七年の眠りから目覚める

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目を開けてあの子に会ったら、まず何を言おう・・・

とりあえず、まず・・・

「おはよう」って言おう





**********



<あとがき>

レイ君は正真正銘17歳のお兄さん

クララより年上(笑)

国を想う優しい王子様

ちょっぴりぽややんでヌケているところもあるけれど。。。



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