※注意※
ここから先は私のドール達の物語が始まります。
ドールがお話しすることやドールに設定があることに嫌悪感を持たれる方は見るのをお控え下さい。

大丈夫な方は続きからどうぞ。

内容は「黒と白の出会い~その怪盗の名は~」の続きとなっています

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探偵と怪盗






探偵に「怪盗をやめろ」と言われ、買った喧嘩・・・

まさかの相手は女性

しかし、その目は僕と同じ色をした『虚無の目』

同じような境遇をした人間に出会うとは思ってもみませんでしたが・・・



怪盗をやめるかどうかは別の話なわけでして





「女性だからと言って手加減は致しませんので、よろしくお願いしますね」

「・・・・・・その作り物の笑顔は嫌いです。やめてください」

「すみません。すっかりこの作り笑いが癖になってしまって」

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「あと、本気で女性だと思って手を抜くと痛い目見ますので、本気で来なさい。よいですね?」

「くすくす、そんな物騒なものを持っている相手に手加減などしませんよ

 それに何が何でも怪盗をやめるわけにはいきませんからね」





「・・・・・・貴方は何故、怪盗を続けたがるのですか?」

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「単純に暇潰しの遊びです。あとは・・・父の跡を継ごうかなぁというのが少し」

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「はぁ・・・・・・貴方は心底・・・・・・嘘吐きのようですね」

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「え?」

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一瞬だった・・・ほんの一瞬の隙を突かれ・・・





一気に間合いを詰められ、目の前に剣を突き付けられてしまった

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「・・・っ・・・!」

「貴方の本当の意思を教えてあげましょう

 貴方が怪盗を続けたい本当の理由・・・それは貴方が住む孤児院の為

 貴方の孤児院の経営は正直火の車

 それを知った貴方は怪盗をし、高価な金品を奪い、お金を集め、孤児院の資金にしている」





「・・・・・・違います」

「いいえ、元々怪盗ゲオルギオスは義賊だったという話もあります

 貴方はお父様達のその遺志も受け継いでいるのです」

「違います」

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否・・・彼女が言っている事は間違いではない

確かに父の遺志を受け継ぐ為、怪盗になった

そして、孤児院の経営にお金を足りない事を知り、盗んだ金品を孤児院の為に使っている



しかし・・・どちらも自分が怪盗を続ける本当の理由ではなかった

むしろそれは自分すらもわからないのだから



「それにしても貴方は随分賢い怪盗です。貴方が盗みに入った貴族はいずれも隠れて犯罪を犯していた

 貴方は自分が盗みに入る事でその犯罪が明るみになる事を予測していたのでしょう?

 おかげで警察のターゲットはすっかり盗んだ怪盗よりも盗まれた貴族です」

「そこまでお調べになったのですか。仕事が早いですね」

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「しかし、諦めなさい。貴方の負けです。義賊でも強盗は立派な犯罪です。いずれ犯罪は明るみになります

 今の内に足を洗いなさい。今ならまだ間に合います

 『罪人』として苦しむのは私だけで十分です」

「!」





罪人・・・・・・

ああ・・・・・・

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僕はこの言葉を待っていたんですね・・・・・・





「!?」

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「こちらですよ」

「!?」

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「この勝負、僕の負けです。約束通り、怪盗はやめます」





「あと、僕の人生もおしまいします」

『!?なっ、何を・・・!?』

「だって、そうでしょう?罪人には罰を。なら、僕は自分で罰を下します」

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僕はずっと探していた気がする

両親を亡くしてからずっとずっと

自分の命に終止符をつけるきっかけを

両親の後を追うきっかけを

きっと僕が怪盗を始めたのは、父の為でもなく、孤児院の為ではなく、

自分の為

自分の人生を終わらせるきっかけを作る為





「君にはお礼を言わなければなりませんね。ありがとうございます」

『待ちなさいっ!!!私はそんなつもりで貴方を止めに来たわけじゃないっ!!!』

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「もういいんです。一人で生きる事に疲れました」





さて、もう思い残すことはありません

父上、母上・・・今、参ります





「それではさようなら」

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彼女の叫ぶ声が聞こえた気がしたが、僕は無視して重力に身体を預けた





しかし、僕は両親の許には逝けず、生き延びる事になる

そして、人生を変える出会いを果たす





それについてのお話は・・・また今度にでも



**********


あとがき

ユーリィさんとジゼルさんの出会い的な話を

ジゼルさんが探偵で、ユーリィさんが(元)怪盗

そんな王道ネタをやりたくて(笑)

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ユーリィさんが怪盗を始めたきっかけが自分自身でもわからないとか言っていますが、本当にそんな感じ

お父さんの遺品見て、お父さんに怪盗やらない?って言われたし、お父さんの遺志継いで怪盗やってみるかなとも思ったし、
孤児院の経営が火の車だったので、孤児院の子ども達を守る為でもあったし、
(なんだかんだ孤児院の子どもが心配なんです、優しいので)
遊び半分だったかもしれないし・・・

でも、結局は自分がしぬきっかけを作るためだったというわけで
まあとにかく、ユーリィさんはご両親亡くされてから心ここに在らず状態だったのです
そして、無意識に「早くしんで、両親の許へ逝きたい」と思っていたと
人生投げやりに生きていたんですね

しかし、ノンちゃんと出会ってからは全力でノンちゃんの為に生きます(笑)

この後にノンちゃんと出会う話に繋がってくるんですが・・・

それはまたいつか・・・!



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探偵と元怪盗の今現在

黒と白の出会い~その怪盗の名は~

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