前回までシリアス雰囲気な内容でしたが・・・一転です

現在のジゼルさんとユーリィさんの関係性についてです

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※注意※
ドール会話続きます


若干、男の子同士の絡み(?)あり・・・一応注意喚起m(__)m






「こんにちは、ジゼル嬢。本日もとても麗しいですね」

「大した用事がないならさっさと帰ってください。私は貴方を相手しているほど暇ではありません。」

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「君のような麗しき人と巡り会えて、僕は本当に幸せ者です」

「帰りなさいと言っているのが聞こえませんか?」





「そうですか・・・ジゼル嬢がそうおっしゃるなら帰ります・・・

 せっかく頼まれていた情報の資料を持ってきたのですが・・・残念です」

「それを早く言いなさいっ!!!」

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「まったく・・・貴方という人は・・・

 それと、ここには外部の人間はいないのですから『ジゼル嬢』と呼ぶのはやめてください。

 気持ちが悪いです。」

「君がそう呼ぶように指示したんじゃないですか。秘密がバレては困るからと。」

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「外部の人間がいない時は『ジゼル』で構いません。

 ・・・というより、私が嫌がるからわざとそう呼ぶのでしょう?ユーリィ」

「ふふっ、バレていましたか」

「当たり前です」





ユーリィ・・・私の秘密を知る数少ない人間の内の一人で、警戒心の強い私が唯一友人と呼べる人物

かつては『怪盗ゲオルギアス』の名で、悪名高い貴族相手に盗みを働いて喧嘩を売ったり、

夜な夜な町を歩いて、ならず者達相手に喧嘩を売ったり買ったりしていた

その心の奥では両親の死を受け入れられず、生きる事を放棄して自ら命を断とうとした事もあった

私も似た境遇なので、気持ちはわからないでもないが・・・

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今はというとすっかり改心し、生きる事にも前向きになった

元々顔が整っている事とフェミニストである事から、現在では町中の女性達の人気の的である

今や不良の汚名もすっかり返上され、ユーリィの過去を覚えている人が少ないほど

そんなユーリィでも想い人はいる

ユーリィが『彼女』を見る目は本当に優しく、慈しみ溢れていて、幸せそうである

・・・・・・が、結構嫉妬深いところがあるようなので、少々気をつけて見張らなくては・・・と思う





「ところでジゼル、資料はこれで足りますか?足りないのならまた集めてきますが」

「いえ、これで十分です。ありがとうございます、ユーリィ。助かりました。」

「どういたしまして。また何かあったら言ってくださいね。」

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「よかったら紅茶でも飲んでいってください。

 もうすぐクララも帰ってきますし、お茶菓子も出しますよ。」

「お茶会に僕も招いてくれるんですか」





「嬉しいですね、ジゼル嬢。君から誘ってくれるなんて・・・ふふっ、期待してもいいんですか?」

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「・・・・・・・・・ユーリィ・・・・・・(怒)」





「からかうのも大概になさい。いい加減にしないと本気で怒りますよ

 ・・・というか手を離しなさい、気持ちが悪いです」

「ふふっ、怒った顔も美しいですね、ジゼル嬢は」

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「ユーリィ・・・クララがもうすぐ帰ってくると言ったでしょう

 クララにこんなところを見られたら、ビックリさせてしまいますし、誤解も与えかねません」

「大丈夫ですよ、クララさんなら冗談だとわかってくれますから」

「例えそうであったとしても、私はあの子に少しでも誤解を与えるような真似はしたくありませんっ!」

「ふふふ、本当ジゼルはクララさんの為なら必死ですね」





ジゼル・・・一見すると絶世の美女だが、内面は完全に紳士

僕の生まれて初めての友達と呼べる存在で、似た者同士

母君の死を自分の所為だと責め続け、自分を罪人だと決めつけ、己を傷つけ戒め生きてきた

周りの人間を巻き込まないようにと、人との関わりも避けていた為、

僕と出会った当初も僕の事を近づけさせなかった

そして、笑顔を全く見せる事がなかった

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しかし、現在は元の優しく穏やかな性格と笑顔を取り戻している

そして、おかげ様で町中の男性達は『ジゼル嬢』の虜である

ジゼルの秘密を知る僕としては、哀れな男性達に手を合わせたい気分だが(笑)

変わった事と言えば、もう一つ・・・ジゼルには想い合う恋人ができた

かつてはあんなに突き放していたのに、今となっては最早『彼女』なしでは生きていけないのではと思うほど、

ジゼルは『彼女』に恋してしまっている

正直なところ、その気持ちはとてもよくわかり・・・非常に羨ましい





そんな似た者同士

大切なものを失い、もがき苦しみ、やがて光に心を救われた

互いにこう思う

今、幸せになれて本当によかったと

そして、こうも思う





「ユーリィ、幸せそうで良かったですね」

「・・・君も、幸せそうで良かったです」

「紅茶、飲んでいきますか?」

「いえ、また今度にしておきます。

 クララさんとの時間を邪魔するのは申し訳ないですし、それに・・・

 こちらも彼女が遊びに来る頃です。出迎えたいので帰ります。」

「そうですか。」

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「ではお気をつけて、ユーリィ」

「ではまた、ジゼル」



**********



あとがき

すっごい似た者同士の友情です(笑)

どちらかといえばユーリィさんの方がジゼルさんより一枚上手なイメージ

ユーリィさんがからかって、ジゼルさんが静かに怒ります(笑)

その内ギャーギャー怒りだすかもしれません



お互い、過去を知り合っているので、今は幸せそうで良かったよねって話

また男友情やりたいかもです・・・が、男の子絡ませるのって難しいですね・・・

びーとえるさんにならないように気をつけます



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黒と白の出会い~探偵VS怪盗~

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