記事の最後に拍手のお返事があります

※注意※
ここから先は私のドール達の物語が始まります。
ドールがお話しすることやドールに設定があることに嫌悪感を持たれる方は見るのをお控え下さい。


「人形王国物語」の続きとなっております

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ボクはぜんまい仕掛けの機械人形<オートマタ>







むかーしむかし、有能な人形師が自分の孫娘のために創った歌う機械人形<オートマタ>

翡翠色の髪の毛に同じ色した瞳

背中には原動力のぜんまいの鍵

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歌う事が仕事

むしろ歌う事しか能がない

そんな歌うだけの音楽バカなボクをマスターは「大好きよ」と無償の愛を注いでくれた





長く続いた戦争が終わって、マスターは小さな小さなおもちゃ会社を創った

そして、マスターはボクを基にした会社の看板キャラクターを生み出した

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「マジカルアイドル☆ミク」

歌だけで世界の平和を守っちゃう愉快な女の子

ボクと同じ翡翠色の髪の毛と翡翠色の瞳





瞬く間に「ミク」は子どもたちに大人気のキャラクターへ成長していった

マスターはとても誇らしげに、「だってわたしのミクですもん」って笑った

ボクは嬉し恥ずかしくて、えへへってはにかんだ

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マスターはボクの事が大好き

ボクもマスターが大好きだった

優しく笑うその笑顔と優しい声が大好きだった





いつまでも一緒にいられると思ったのに・・・別れはやってきた

ボクは永遠の命がある機械人形<オートマタ>

マスターは命に限りある人間

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マスターと出会った頃は、マスターはまだ言葉も拙い幼い女の子だった

いつしか大人に・・・そしておばあちゃんになったマスターは天国へ旅立ってしまった





悲しくて悲しくて悲しくて

ボクのココロは停止した

背中のぜんまいを誰かに巻いてもらっても、歌う気など起きなかった

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ボクのマスターはマスターだけ

ボクはマスターのためだけに創りあげられた機械人形<オートマタ>





そうだ

ボクはマスターを待ち続けよう

マスターが生まれ変わるその日を

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たとえ姿が変わっても、きっとココロはマスターのままだと信じてる

再び目覚める時はマスターの手で

そう決めた





仲間<オートマタ>達が優しく見守る中、ボクは目を閉じた

みんなにはすごく心配かけさせちゃったから、早く元気になったボクの姿を見せてあげて、歌を歌ってあげたいな

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だから、早くボクを迎えに来てね・・・マスター・・・





*****





「ぎゃあああっ!!!」と叫ぶ声が聞こえた
その直後、「クララさーーーーーんっ!!!」と呼ぶ声が
セーラさんね。そんなに慌ててどうしたのかしら?
「セーラさん、一応女の子なんだから「ぎゃあ」だなんて叫んじゃダメでしょ!」って注意しようとしたけど、
セーラさんの言葉でそれは遮られた

「むむむ、向こうに女の子のご遺体がーーーーーーっっっ!!!」

パニックになっているセーラさんの言葉を飲み込むのに時間がかかった

へ?ご遺体?ご遺体っ!?
なんでこんな<鳥籠>ところでっ!?

王室が管理する鳥籠・・・罪人であるわたしが生きられる唯一の世界
こんなところに女の子のご遺体っ!?

わたしは慌てて駆けだした





行ってみると、確かに棺があって女の子が横たわっていた

おそるおそる顔を確認してみると・・・少し違和感が・・・それに・・・

「この子、ミクちゃんにそっくりじゃない?」

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小さい頃から大好きなキャラクター・・・「マジカルアイドル☆ミク」にその子は良く似ていた

そっと頬に触れてみて、違和感にやっと気づく





「やだ、セーラさん。この子、お人形さんよ!」

「ハッ!?お人形だわよっ!?」

「ふわ~~~・・・!よくできてるなぁ~~~!肌の感じとかすごく人っぽい!それに可愛いなぁ~!」

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お人形好きとしては見逃せない精巧なお人形に巡り会えて幸せである

それにあの大好きなミクちゃんにソックリなお人形とあったら尚更だ

思わずうっとりと眺めてしまう





するとセーラさんがあるモノに気づく
「クララさん、これは鍵だわよ?」
「あ、もしかしてこの子、ぜんまい仕掛けで動くお人形なのかな?」
「その鍵でお人形が動くだわよ?」
「うん、機械人形<オートマタ>っていうのよ。多分大分古いお人形ね。」





セーラさんから鍵を受け取って、鍵穴を探す

案の定、背中にそれはあって、差し込んで回してみる

『キリキリキリ キリキリキリ カタッ』

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機械的な音とともに、パチリとお人形が目を覚ます

わたしを見つめて、花が咲いたようにパアッと笑うと、お人形はわたしの胸に飛び込んだ





「マスターッ!!!」

「ふえっ!?」

「マスター!会いたかった!会いたかったよぅっ!マスターっっっ♪」

「は、はいっ!?」

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わたしの胸に頬をスリスリしてくるお人形の姿に、頭は絶賛混乱中。。。

確か機械人形<オートマタ>って動く事は出来ても、喋る事は出来なかったはずなんですが・・・

ここでふと、セーラさんやイヴちゃん、メアリーの事を思い出してみる

ああ、またアレですか。。。最早慣れた





「マスター・・・会いたかった!姿はやっぱりちょっと違うけど、声はマスターと同じだね・・・なんか嬉しいよ、ボク・・・」

「あの~~~・・・感動しているところ申し訳ないんですが・・・人違いなのでは?」

「ううん。キミは間違いなく、ボクのマスターの生まれ変わりだよ。だってじゃないとボクが目覚めるはずないもん」

「・・・・・・はいっ?」

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『生まれ変わり』・・・というまるでおとぎ話に出てくる言葉にわたしは再び混乱してしまう

ぬいぐるみやお人形が動いて喋る展開に慣れていても、

急に『生まれ変わり』の話をされても頭がついていかなーいっ!





「ねえ、マスター!キミの名前は?」

「あ、えっと、クララです(あ、自己紹介まだだった)」

「クララだね!えっとクララって呼んでもいい?」

「えっと、どうぞ(何よりも先にご挨拶しないと失礼なのに・・・!)」

「ボクはね、ミクっていうんだ。クララの好きなように呼んで!」

「あ、はい(ってミクちゃんと同じ名前!?)」

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「ねえ、クララ」

「はい」

「またボクをキミの傍に置いてくれないかな?」

「えっ?」





「ボク、待っていたんだ・・・キミが生まれ変わるその日を・・・キミが僕を目覚めさせてくれるその日を

 ずっとずーっと待っていたんだよ!キミの傍に一緒にいたかったから!」

「ミクちゃん・・・・・・」

「大好き、マスター・・・もうボクを一人にしちゃイヤだよ」

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その言葉に思い出したのは、おばあちゃんに聞かせてもらったおとぎ話

人形の国のお姫様と彼女に仕えたお人形の話

なぜかミクちゃんの言葉に切なくなった

そして、どうしても言わなければならなかった





「わたしの傍にずっといてね、ミクちゃん」

「嬉しい!クララ!これからもずっと一緒!大好き!」

「うん、わたしも大好き!・・・・・・あと、あのね・・・・・・・」

「うん?」

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「寂しい思いをさせて、ごめんね」

わたしがそう言うと、ミクちゃんはギュッとわたしに抱きついた

後ろでセーラさんがぎゃあぎゃあ叫んでいたけど、今だけはごめんね

わたしはミクちゃんの頭を撫でた



**********


あとがき

我が家のミクの設定的な
公式キャラクターって、自分の家の設定と絡ませにくいなぁと思うんですが・・・
ミクだしいいや(笑)と

世の中いろんなミクさんいますしね!←開き直り

我が家のミクはクララに仕える機械人形<オートマタ>という設定

で、裏設定としてミクを基にして創ったキャラで子ども達に大人気キャラクターがいる
「マジカルアイドル☆ミク」という作品に出てきて、名前もミク(ややこしい)
やはり緑のツインテールで歌で世界の平和を守るアイドルという設定
イメージ的にプリキュ○っぽい感じで

「初音ミク」ソフトでも持っていれば楽曲作ってみたいですが・・・
その前に音楽の才能はないってね(^q^)デヘペロ

まあ、そんな我が家の設定まみれなミクさんもどうぞよろしくお願いしますm(__)m



拍手よろしくお願いします!

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<拍手のお返事>※反転してどうぞ

癸さんへ
拍手コメントありがとうございます♪
こちらこそ今年もよろしくお願いします!
たくさんコメント頂きましてありがとうございます!
どれもとてもとても嬉しくじっくり読ませていただきました♪
新しい子・・・!
はい、とてもとても悩んでおります(笑)
でも、今のところ理想とする造形がないので長い目で待とうかなぁという気持ちです!
今はとにかくみるくちゃんお迎えしたいですね☆
癸さんの記事に私とイヴの名前とのことですが、どうぞどうぞ!
むしろおこがましいような・・・!
わざわざご連絡ありがとうございます♪

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ミク~DD初音ミク~

勇敢な花に口付けを

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